競泳日本代表でトップスイマーとして有名な池江璃花子さん。
現在、日本大学スポーツ科学部に在学している池江璃花子さんの学歴について調べてみると…
- 日本大学を選んだ理由は仲の良い先輩やコーチの影響
- 白血病の療養のため休学していたが現在は復学
- 淑徳巣鴨高校時代にも日本記録を数々樹立
- 中学校、小学校の頃から天才スイマーだった
などなど、気になる情報がたくさん見つかりました!
こちらの記事では、池江璃花子さんの学歴について、在学中の大学の概要やこれまでの実績を含めてご紹介します!
池江璃花子の大学は日本大学スポーツ科学部

池江璃花子さんは、現在日本大学スポーツ科学部に在学しています。
日本大学は、日本最大規模のマンモス大学。17の学部と短期大学部を持っています。
池江璃花子さんの在籍するスポーツ科学部をご紹介しましょう。
日本大学スポーツ科学部
- 所在地:三軒茶屋キャンパス(東京都世田谷区下馬3-34-1)
- 偏差値:42.5~50
- 学部設立の目的:トップアスリートおよび指導者、スポーツに関わる人材の育成
- 設備:人工芝グラウンド、低酸素室、流水プール、トレーニングルーム、アリーナなど
スポーツ科学部は2016年に新設されました。
池江璃花子さんを輩出したことで、未来のアスリートがこれから多く入学するのではないでしょうか?
池江璃花子が日本大学進学を選んだ理由

池江璃花子さんは高校時代から数々の日本記録を打ち立てたトップスイマーでした。
そのため、多くの大学がスカウトに熱を上げ争奪戦になったという噂も…。早稲田大学、東洋大学、中央大学などの競泳の名門校が手を挙げたと言われています。
池江璃花子さんが日大進学を決めたのは高校3年生の春ごろ。
1学年上の長谷川涼香さんが日本大学に進学したこと、コーチの三木次郎さんの母校であったことが日本大学進学の決め手だったようです。
新設の学部ということもあり、流水プールなど最新の練習設備があったことも魅力の一つ。
また、池江璃花子さん自身も友人をスカウトしていたようで、
「男女とも池江が高校のとき日大で一緒に頑張ろうと声をかけ入ってきた有望な1年生が多い」
引用元:サンスポ
という記事があるように、日本大学に強い意志を持って入学してきたことがわかります。
実際に、東京オリンピックに日本大学水泳部から5名も出場が決定!凄いですね!
日本大学出身の有名人

日本大学出身の有名人では、池江璃花子さんと同じ競泳の岩崎恭子さんが挙げられます。
14歳の頃バルセロナオリンピックで金メダルを獲得した岩崎恭子さんは、その後日本大学三島高校、日本大学文理学部心理学科へ進学、水泳部に所属していました。
学生時代に競技を引退した後は、コメンテーターや指導者として活躍されていますね。
また、俳優の和田正人さんも日本大学出身。陸上部に所属して箱根駅伝に出場しました。
スノーボードの平野歩夢さんは、池江璃花子さんと同じ日本大学スポーツ科学部を2021年春に卒業。
他にも数々の有名アスリートが日本大学を卒業して羽ばたいていっています!
池江璃花子は大学を休学中?
現在の池江璃花子さんですが、大学を休学しているという情報はありません。
白血病療養のために一時休学していたようですが、退院の後に復学したようです。
池江璃花子さんのInstagramによると、2020年10月に日本大学選手権に出場したものの大きな活躍は出来なかったとのこと。
競技復帰が2020年8月なので、無理もありませんね…。
そして、「来年こそは絶対活躍します。負けません!」という決意を露わにしていることから、この後休学する意思はないように思います。
ただ、コロナ禍で大学はリモート授業が主流となっていました。度重なる緊急事態宣言の影響もあって、あまり通学はできていないのかもしれませんね。
池江璃花子は白血病の治療で大学を休学していた
池江璃花子さんが入学したときは、ちょうど白血病の治療を公表した直後でした。
そのため、入学してすぐに病気療養のため休学状態に。
日本大学は以下のコメントを発表しています。
池江璃花子さんが,本学スポーツ科学部に入学並びに同水泳部へ入部しましたので,ご報告いたします。
池江璃花子さんの一日も早いご回復を祈念するとともに,素晴らしい学生生活を送れるように全面的に支援いたします。
引用元:https://www.nihon-u.ac.jp/information/2019/04/10843/
トップアスリート養成を目指す大学にとっても、池江璃花子さんの入学は待望だったはず。
病気の療養を願うコメントをいち早く出していましたね。
大学側は夏季の集中補講や課題提出など、出来る限りのサポートはするつもりだったようです。

休学中に開催された2019年9月の競泳日本学生選手権には、3日間にわたって日大水泳部の応援をする池江璃花子さんの姿が見られました。
池江璃花子さんの水泳部に対する想いが強かったということが伺われるエピソードですね!
池江璃花子の学歴:出身高校は淑徳巣鴨高校
池江璃花子さんの出身高校は淑徳巣鴨高校です。
淑徳巣鴨高校は、東京都豊島区西巣鴨にある高校で、中学校も付属しています。
「すべての生徒の無限の可能性を引き出し、生徒一人ひとりの自己実現を支援していく教育」を目指しているそう。
偏差値は56~65でコースによってばらつきがあります。
池江璃花子さんは2016年4月から2019年3月まで在学して、数々の日本記録を樹立。
リオオリンピック出場も高校1年生の頃でした。
池江璃花子の淑徳巣鴨高校時代の実績
淑徳巣鴨高校在学中にも、池江璃花子さんは数々の大会に出場しています。
ここで、池江璃花子さんが高校時代に樹立した日本記録を一覧にしてご紹介しましょう。
日本記録一覧(短水路)
種目 | 記録 | 大会 | 樹立日 |
---|---|---|---|
50m自由形 | 24.21 | 日本選手権 | 2018年 4月6日 |
100m自由形 | 52.79 | KOSUKE KITAJIMA CUP 2019 | 2018年 11月18日 |
200m自由形 | 1.54.85 | パンパシフィック選手権 | 2018年 8月9日 |
50mバタフライ | 25.11 | ヨーロッパGPカネ大会 | 2018年 6月10日 |
100mバタフライ | 56.08 | パンパシフィック選手権 | 2018年 8月11日 |
800mフリーリレー | 7.48.96 | パンパシフィック選手権 | 2018年 8月10日 |
400mメドレーリレー | 3.54.73 | ジャカルタ・アジア大会 | 2018年 8月23日 |
混合400mメドレーリレー | 3.40.98 | パンパシフィック選手権 | 2018年 8月9日 |
200mフリーリレー | 1.39.67 | サマーチャレンジ記録会 | 2021年 7月4日 |
日本記録一覧(長水路)
種目 | 記録 | 大会 | 樹立日 |
---|---|---|---|
50m自由形 | 23.95 | ローザンヌ杯 | 2017年12月21日 |
100m自由形 | 51.62 | 東京都新春水泳競技大会 | 2018年1月14日 |
200m自由形 | 1.52.64 | 東京都新春水泳競技大会 | 2018年1月13日 |
50mバタフライ | 24.71 | 東京都新春水泳競技大会 | 2018年1月13日 |
100mバタフライ | 55.31 | W杯東京大会 | 2018年11月11日 |
100m個人メドレー | 57.75 | W杯東京大会 | 2017年11月15日 |
800mフリーリレー | 7.41.97 | 世界短水路選手権 | 2016年12月10日 |
400mメドレーリレー | 3.50.28 | 世界短水路選手権 | 2016年12月11日 |
凄い数の日本新記録ですね!!
高校2年生のときには、日本選手権で女子史上初の五冠を達成しています。
高校3年生の日本選手権では出場した4種目全てで日本新記録を樹立しました。
日本水泳連盟最優秀選手やアジア大会MVPなど多くのタイトルも高校時代に獲得。
間違いなく、日本のトップスイマーです!
池江璃花子の学歴:出身中学は江戸川区立小岩第四中学校
4年9ヶ月前と同じ写真を撮ってみた笑
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) December 30, 2020
茉由佳のガタイが良くなってるのは一目瞭然🙊笑 pic.twitter.com/gPGqGM6JFI
池江璃花子さんの出身中学は江戸川区立小岩第四中学校です。
中学時代の写真を見てみると、すでに水泳体型になっていますね!めちゃくちゃ泳ぎが速そうです。

池江璃花子さんは中学1年生のときに、それまで所属していた東京ドルフィンズスイミングクラブから、現在の所属先のルネサンス亀戸に移籍しました。
そこでめきめきと実力を伸ばします。
15歳のときに出場した日本選手権では50mバタフライで優勝。中学生が優勝したのは実に19年ぶりだったとか!
池江璃花子さんは身長が高いですが、中学時代に15cmも伸びたとのこと。
食欲旺盛で、給食の時間が大好きな中学時代だったそうですよ。
池江璃花子の学歴:出身小学校は江戸川区立西小岩小学校
たまたま見つけた写真📸
— 池江 璃花子 (@rikakoikee) January 25, 2020
そういえば小学生の時フルート吹いてたなぁって(笑) pic.twitter.com/vAXlyNZxzp
池江璃花子さんの出身小学校は江戸川区立西小岩小学校です。地元の小学校のようですね。
お母さんが早期教育に関わるお仕事をされていた影響で、池江璃花子さんも幼い頃から早期幼児教育を受けていたそうです。
水泳は3歳から始めて、5歳の頃には自由形・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライで50mを泳げるようになったそう。

小学3年生の頃から全国レベルの大会に出場し始めて、6年生で出場したJOC春季ジュニアオリンピックカップの50m自由形で初めて全国優勝しました。
水泳以外では、Twitterにもあるように、フルートを吹いていたようですね。とても可愛らしいです!
ちなみにお母さんは池江璃花子さんにバレエを習わせたかったとか。才能豊かなご家庭で素敵です!
池江璃花子の大学・学歴まとめ
池江璃花子さんの学歴について、小学校から大学までエピソードや競泳の実績などを交えてご紹介してまいりました。
小学生の頃から全国レベルの大会に出場し、高校生のときに樹立した記録の数々には驚きました!
在学中の日本大学スポーツ科学部に入学したのは仲の良い先輩やコーチの影響ということもあって、思い入れがありそうでしたね。
白血病の治療で一時休学していましたが、現在は退院して競技にも復帰していることから大学にも復帰していると思われます。
病気療養後の大会でもどんどん調子を上げて優勝を重ねている池江璃花子さん。
これからの活躍も見逃せません!