東京オリンピックで女子200mに出場する予定になっていた
ベラルーシ代表のクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手がコーチ批判をしたことで、国から帰国命令をされていることが発覚し話題になっています。
今回は、日本人からはああり馴染みが無い国、ベラルーシで何が起こっているか?そしてクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手がなぜ帰国命令をされているのか調査してみます。
クリスツィナ・ツィマノウスカヤの経歴は?ベラルーシで何が起こってる?
まずはクリスツィナ・ツィマノウスカヤについてまとめていきます。
クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手とは?
- 生年月日 1996年11月19日
- 代表国 ベラルーシ
- クリスツィナ・ツィマノウスカヤ公式インスタグラム
- 職業:フィットネストレーナー・陸上選手
Krystsina TSIMANOUSKAYA, winner Final 1oom Women @ DNA pic.twitter.com/ezitWQRFqN
— ARI Media Lab (@ATOSmedialab) June 30, 2020
経歴は素晴らしく、2017年のヨーロッパ選手権100mで銀メダルを獲得、そして2019年夏季ユニバーシアードでは200mに出場し金メダルを獲得しています。競技者としての実力は素晴らしくオリンピックに出場するのは当然といっていい選手ですね。
現在、クリスツィナ・ツィマノウスカヤはどーしてる?
代表の運営について批判したことが問題発言となり、コーチ批判…そして強制帰国という流れのようですね。
東京オリンピックに出場した東欧ベラルーシの女子陸上選手が1日、代表チームの運営について不満を公言した後、コーチ陣に東京の羽田空港に連れられたものの、「ベラルーシには帰らない」と主張している。搭乗予約のあったトルコ・イスタンブール行きの便には乗らず、空港警察署にいるという情報がある。
#Belarus It’s been reported that Kryscina Tsimanouskaya, who publicly criticized the regime and sports officials, is being sent from Tokyo back to Belarus. Apparently, representatives of the Belarusian national team took her to the airport. It looks like kidnapping pic.twitter.com/led3PfncEQ
— Hanna Liubakova (@HannaLiubakova) August 1, 2021
和訳:#Belarus政権とスポーツ関係者を公に批判したクリスツィナ・ツィマノスカヤが東京からベラルーシに送り返されていると報じられている。どうやら、ベラルーシ代表チームの代表が彼女を空港に連れて行った。誘拐のようです
和訳:TsimanouskayaはIOCに訴えを記録しました:「私は国際オリンピック委員会に助けを求めています、私は圧力をかけられました、そして彼らは私の同意なしに私を国外に連れ出そうとしているので、私はIOCに介入するように頼んでいます。」
クリスツィナ・ツィマノウスカヤの経歴や主張は?
じつは、クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手が投稿したインスタグラムが問題視されたことで今回の騒動になったと言われています。
ベラルーシの選手の一部は出場資格がなかった
ツィマノウスカヤ選手はインスタグラムに動画を投稿しています。
その中で、「一部の選手に出場資格がないことが発覚したことを暴露しています。
そして、自身はもともと出場する予定が無かった8月5日に予定される400メートルリレーに出場するよう指示されたと話していました。その後、ベラルーシの国営メディアはツィマノウスカヤ選手を批判しています。
国営テレビONTは、選手に「チーム精神」が欠けていると非難しベラルーシが帰国指示を出したようです。
クリスツィナ・ツィマノウスカヤの主張は?
本人は「帰国したくない」と言っているようです。帰国するのは怖いと言っている…なぜでしょうか。
国際オリンピック委員会(IOC)の介入を要求。ベラルーシ・スポーツ連帯基金(BSSF)がメッセージアプリ「テレグラム」に持つチャンネルに投稿した動画で、「彼らは私の同意なく私を日本から連れ出そうとしている。この件についてIOCに関与してもらいたい」と訴えた。
ベラルーシの政治的な圧力は合った可能性も考えられるのでしょうか。
It’s important to point out that Tsimanouskaya didn’t even criticise the regime. She merely complained (vid) that Belarus officials mixed up the paperwork and registered her for an event she never trained for (relay). Nonetheless regime media made her the enemy of the state nr 1 pic.twitter.com/r63xW0tzOI
— Tadeusz Giczan (@TadeuszGiczan) August 1, 2021
和訳:Tsimanouskayaが政権を批判さえしなかったことを指摘することは重要です。彼女は、ベラルーシ当局が事務処理を混乱させ、彼女が訓練したことのないイベント(リレー)に彼女を登録したことを単に不平を言った(vid)。それにもかかわらず、政権メディアは彼女を国家の敵にしたnr 1
ベラルーシ・オリンピック委員会の主張は?
ツィマノウスカヤ選手をチームから外したのは「感情や精神の状態」が理由だと発表。
200メートル走と400メートルリレーの出場は取り消すと説明しています。
クリスツィナ・ツィマノウスカヤは亡命を希望?
お互いの主張が食い違っていますが、クリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手の主張をみてのとおり、帰国を拒否しています。
人権団体関係者に「ドイツもしくは、オーストリア」への亡命申請をする予定にしていると報じられています。
ベラルーシのルカシェンコ体制とは?「動画」
ベラルーシの政治的背景が関係しているのでしょうか。以前に特集された記事を確認していきます。
「欧州最後の独裁国家」ベラルーシで何が起きている?引用元:【NEWS グラフィティ】
「欧州最後の独裁国家」ベラルーシで何が起きている?【NEWS グラフィティ】https://t.co/zyu3u1fubC
— LINE NEWS (@news_line_me) July 30, 2021
「欧州最後の独裁者」と呼ばれるベラルーシのルカシェンコ大統領。不正が疑われている2020年の大統領選の経緯や各国の反応をイラストを交えてわかりやすく解説するLINE NEWSオリジナル企画です。 pic.twitter.com/A0RrmpIwOn
詳細がわかっていない状況ですが、このようなニュース記事が出ている以上かなりクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手の安否が気になりますね。今後の展開が分かり次第追記しています。
クリスツィナ・ツィマノウスカヤの世間の声は?
https://twitter.com/NOBU822/status/1421923417259839489?s=20
糞独裁国家では、スポーツするのも命懸け。
— HYACINTH ASTOR OF SONG (@astor_of) August 1, 2021
ご家族が大変な目に遭わなければ良いのですが。#ベラルーシ#クリスツィナ・ツィマノウスカヤ#東京オリンピック#東京五輪