WHOのロゴが何とも不気味だと話題になっていますね!
そもそもこのロゴにはどんな意味があるのでしょうか?
調べてみると、
- 国連のロゴがベース
- 医療の象徴である「アスクレピオスの杖」がシンボル
- 蛇シンボルには様々な都市伝説も
など香ばしい噂も多数出てきました。
この記事ではWHOのロゴの意味や由来についてまとめていきます。
WHOのロゴマークは「アスクレピオスの杖」のシンボルを使っている
そういえば今世界を騒がせているWHO。
そのロゴってギリシャ神話に出てくる医神アスクレピオスの杖なんだよな…
医神は死者を蘇生させたなんて逸話で有名で正しく医学の象徴的な存在だけど現状あの組織すんごい信頼ガタ落ちだよなぁ… pic.twitter.com/isPcS8T9gW— TIM ✨彡.。 (@TIM_Berserker) April 18, 2020
WHOの正式名称は「世界保健機関」。
世界保健機関=World Health Organization=WHO
そんな世界規模の国際連合の専門機関のロゴに蛇が描かれているのは不思議ですよね。
日本では蛇はオロチとか禍々しい印象を持つ人も多いので、より違和感を感じるのかもしれません。
しかし、この蛇が巻き付く杖は「アスクレピオスの杖」といってギリシャ神話では有名な医療の神様が使っている杖なのだそうです。
アスクレピオスの杖(アスクレピオスのつえ、英語: Rod of Asclepius)とは、ギリシア神話に登場する名医アスクレピオス(アスクレーピオス)の持っていた蛇(クスシヘビ)の巻きついた杖。医療・医術の象徴として世界的に広く用いられているシンボルマークである。
引用:Wiki
アスクレピオスとは?
優れた医術の技で死者すら蘇らせ、後に神の座についたとされることから、医神として現在も医学の象徴的存在
引用:Wiki
ギリシャ神話の中でも秀でた才能を開花させて最終的には死者をもよみがえらせるような医術を身につけた神だそうです。
そのため、このアスクレピオスの杖は欧米の救急車のシンボルマークなどにも用いられているようです。
カドゥケウスの杖との違いは?
一方で、よく混同されて使われるのがこちらのシンボル。
こちらは「カドゥケウスの杖」と言って全くの別の神様が使っていた杖です。
が、ビジュアル的にも映えるので、意図的に医療のシンボルマークとしてこちらのカドゥケウスの杖のイメージを採用するところもあるようですね。
神々の伝令であるヘルメースの持物である。柄に2匹の蛇が巻きついている杖であり、その頭にはしばしばヘルメースの翼が飾られる。長母音を省略してケリュケイオンとも表記される。カードゥーケウス(ラテン語: caduceus, cādūceus、長母音を省略してカドゥケウス、伝令使の杖の意)ともいう。以下、カドゥケウスと表記する。
カドゥケウスの図像は、現代では商業や交通のシンボルとして利用されることが多い。
引用:Wiki
WHOのロゴマークは国際連合のロゴがベース
また、シンボルマークの背景になっている地球儀と月桂樹のマークは
国際連合と同じものを使っていて、WHOが国際連合の中にあることがわかりますね。
WHOのロゴマークになぜ蛇を使うのか
日本ではあまり良いイメージのない蛇ですが、ギリシャ神話ではウロボロスなど不老不死や生と死を司る動物として有名です。
カトリック系キリスト教の総本山でもあるバチカン市国でもルイ6世ホールに蛇のモチーフが使われていていたり、欧州ではメジャーなモチーフのようです。
ホールの内観が蛇の頭に見えますね!
ホールの外観も蛇のようにみえます。
WHOのロゴマークの背景にはフリーメイソン?!都市伝説も
https://www.youtube.com/watch?v=5hNTpwN9w4A&feature=youtu.be
このアスクレピオスの杖に使われる「蛇」が実はフリーメイソンに関連するのではと言われています。
- 国際連合の旗にはグノーシス主義(蛇信仰があるフリーメイソンと繋がる思想)で太陽十字が刻まれている
- アメリカのニューヨークにある国連本部ビルがフリーメイソンのメンバーであるロックフェラー家が寄贈した土地に建てられていること
だからこの国連という組織にはフリーメイソンとの関係性が見て取れるということです。
この説は都市伝説ではあるので信憑性は不明ですが、全くの無関係ではないような気がします。
まとめ:WHOのロゴの意味は「国際連合×医療」
ここまで調べましたが、日本では怪しく不思議なロゴであるWHOのロゴですが、欧州からみたら国際連合と医療シンボルを掛け合わせた、とても分かりやすいロゴだということがわかりました!
現在様々な影響で多くの話題にさらされているWHOですが、ロゴの理念が日本に浸透しない理由がよくわかりましたね。