能年玲奈さんは朝ドラ『あまちゃん』でブレイクし、2014年には主演映画『ホットロード』で第38回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したこともある方です。
そんな彼女は現在は『のん』という芸名で活動していますが、テレビ番組への出演など表立った活動を見ません。
『あまちゃん』ブームで大人気となり、今も人気が持続している能年玲奈さんですが、干されたらしいのです。
一体彼女に何が起きたのか気になりますね。
また現在は復活しているのでしょうか？
今回は能年玲奈さんに何が起きたのか、干された理由と復活した理由を調べてまとめてみました！
能年玲奈に何が起きた？干された理由まとめ
『のん』こと能年玲奈さんに何が起きたのか、まずは干されるまでの流れを把握してから、詳しく見ていきましょう。
まず、能年玲奈さんは2006年10月に『レプロエンタテインメント』と専属契約を結び、5年後の2011年6月には3年の期間で再契約を結びました。
2013年に『あまちゃん』に主役として出演し、大ブレイク！
この時から彼女を知った、という方もいるでしょう。
女優としてこのまま順調に進んでいくと思いきや、2014年4月に能年玲奈さんはレプロエンタテイメントの退所の旨を言ったそうなのです。
しかし引き止めにあい、一旦保留と今後について話し合う期間も設けることから、同年6月に2年間の契約延長が結ばれました。
と同時に、テレビへの出演が減っていきます。
そして、1年後の2015年1月に彼女はレプロエンタテイメントに所属したまま、個人事務所『株式会社三毛andカリントウ』を設立。
個人事務所の設立で溝は深まり、まだ契約期間は残っていたものの失効となりました。
フリーとなった能年玲奈さんですが、これまで使用していた『能年玲奈』の名前が前事務所の影響で使えなくなり、現在の芸名『のん』に改名することになります。
改名して新たなスタートをきるも、テレビの出演は変わらず増えませんでした。
そして、2023年11月現在にいたっています。
能年玲奈は独立したかった理由は？
能年玲奈さんとレプロエンタテイメントとの間に溝が生まれたのは、彼女がレプロエンタテインメントから独立したいと言ったことからでした。
ではなぜ能年玲奈さんは独立したかったのでしょうか。
調べてみると、事務所側の方針と能年玲奈さんの希望が合わなかったことにあるようです。
『あまちゃん』で大人気となり、ドラマや映画のオファーも増えていたと思います。
能年玲奈さんも興味のある作品や役柄に挑戦していきたいと思ったはず！
しかし、事務所が本人の希望とは関係なくオファーを断っていたようなのです。
聞くところによると、当時映画『進撃の巨人』のオファーが能年玲奈さんの元に来たそうで、本人は出たい気持ちが強かったそうですが、事務所が断ってしまったそうですよ。
さらに、仕事の環境もあまり良くなかったそうです。
2015年5月に発売された週刊誌『週刊文春』によると、『あまちゃん』の撮影時期は下着を購入するのも難しい位の金銭状況で働いていたり、社長に「負け犬」と言われたりもしたのだとか･･･。
自分がやりたいことが通らない、仕事環境も良くないとなるとモチベｰションが下がり退所したい気持ちにもなりますよね。
能年玲奈が干された理由は？何があった？
能年玲奈さんが干されるようになったきっかけは、やはりレプロエンタテインメントからの退所希望と断りなく個人事務所を設立したことにあるようです。
2014年4月に能年玲奈さんは退所を事務所にレプロエンタテインメントに伝えますが、事務所側からすればこれまで彼女に掛けてきた投資分を回収したい（稼いで返して欲しい）と考えていたはずなので驚き&困ったことでしょう。
そして恩を仇で返されたようにも思ったはずです。
当然退所を撤回するように引き留め、2年間の契約延長がかわされます。
しかし、能年玲奈さんは契約期間がまだ残っているにもかかわらず、個人事務所『株式会社三毛andカリントウ』を設立。
このことがレプロエンタテインメントの逆鱗に触れてしまうのです。
ただ、細かく契約書を見れば「個人事務所を設立してはいけない」とはなっていないそうですが、内容的に『専属契約』になっていることからあまり望ましくないと一般的には解釈します。
本格的に双方の溝は深まり、契約も自然消滅しました。
その時におそらくレプロエンタテインメントの時に交わしたテレビ出演などのオファーも消えたことで、テレビで見る機会が減ったと考えられます。
ただそれだけでは干された理由にはなりません。
もう1つ、能年玲奈さんがテレビから干されたのはテレビ局の『忖度』もあるでしょう。
能年玲奈は被害者！テレビ局が忖度した理由は？
干されたもう1つの理由は、各テレビ局が『レプロエンタテインメント』へ気遣いしたことにあるでしょう。
いわゆる『忖度』です。
レプロエンタテインメントは『バーニングプロダクション・グループ』傘下の企業であり、『バーニングプロダクション』は業界大手の芸能事務所。
なので、レプロエンタテインメントも大手事務所に入ります。
能年玲奈さんが個人事務所を設立した時に、各テレビ局に圧力を掛けたのかもしれません。
また、2015年5月に発売された週刊文春より能年玲奈さんが厳しい環境下で働いていたこと、また事務所社長からパワハラ的な発言を受けていたことが報道されました。
レプロエンタテイメントはこの報道を受け、週刊文春を訴えて裁判にまで発展。
そして、「真実性は認められない」 ということで週刊文春はレプロエンタテインメントに440万円の賠償金の支払いが命じられます。
この一件で能年玲奈さんのイメージが下がったこと、また、レプロエンタテインメントの圧力の恐怖から各テレビ局は彼女を避けるようになったのでしょう。
結果、テレビから能年玲奈さんを見掛けなくなったのとだと考えられます。
能年玲奈の復活した理由は？何がきっかけ？
テレビから干されたと言われている能年玲奈さんは、2023年11月現在もバラエティ番組やドラマへの出演はされていません。
しかし、CMや映画などには出演しており徐々に活動の幅が広がり復活しています。
復活の理由は、芸能事務所に所属せずにコンサルト会社と契約したことと、改名にあるでしょう。
能年玲奈さんは2016年7月にコンサルタント会社のサポートを受け、現在はその時にお世話になった方が創業した『Speedy』という会社とエージェント契約をしています。
『Speedy』は芸能事務所ではなく企業などのブランディングなどがメインとしており、タレントのブランディングやマネジメントは能年玲奈さんだけだそうです。
なので、コンサルタント会社として色々と業界に意見を強く言えるのだとか。
さらに、レプロエンタテインメントを退所後、新たに活動していくために2016年の時に能年玲奈さんは活動名を『のん』に変えました。
改名したことで、『能年玲奈』という名前のマイナスなイメージはなくなったのでしょう。
コンサルタント会社とエージェント契約したことと、改名したことで活動が出来るようになったのだと思います。
改名したのはなぜ？
なぜ新たに活動をしていくのに、能年玲奈さんは改名をしなくてはいけなくなったのでしょうか。
調べてみると、本名兼芸名である『能年玲奈』という名前はレプロエンタテインメントに所属していた時に認知&登録されていたそうです。
事務所を退所後、『能年玲奈』の名前を継続して使用し活動するにはレプロエンタテインメントの許可が必要になるのだとか。
そして、その契約を能年玲奈さんはレプロエンタテインメント所属時に結んでしまったそうなのです。
なので、彼女は改名をせざるを得なくなったのでした。
現在の活動は？
ここまで、能年玲奈さんのこれまでについて述べてきましたが、現在の彼女についてもご紹介していきましょう。
レプロエンタテインメント退所後、能年玲奈さんは『のん』と改名し、株式会社nonと音楽レーベル『KAIWA (RE) CORD』を設立し、2つの代表を務めています。
そして、退所後は自身の肩書きを『女優・創作あーちすと』と名乗っていたのですが、2023年7月13日の30歳の誕生日に『俳優・アーティスト』に変更。
変更した理由について、少し自信が付いたからだそうですよ。
また、バンド活動もしていて彼女の活動は多岐にわたっています。
さらに近年は、中国での人気もあるようです。
まだまだ日本の民放ドラマへの出演はされていませんが、NetflixやAmazonPrime、U-NEXTなどのオファーもあるとのこと。
大々的に表立った活動がないので分かりませんがオファーは途切れずにあるそうで、彼女のコンサルティングをしている『Speedy』によると、なんと2年先まで休みがないそうですよ！
近いうちにまた民法テレビへの出演もあるかもしれないですね。
能年玲奈に何が起きた？干された理由と復活した理由まとめ
朝ドラ『あまちゃん』でブレイクした能年玲奈さんがテレビで見掛けなくなったのはなぜなのか、何が起きたのかについてご紹介しました。
人気女優として階段を上っていくはずだった能年玲奈さんを見れなくなり、「干された」と感じた方もいるでしょう。
彼女がテレビに干されたのは、前に所属していた大手芸能事務所とのトラブルでした。
そして、テレビ局がその大手芸能事務所に忖度したことで、能年玲奈さんのテレビ出演が減ったのです。
2016年に『のん』と改名したことで活動は復活し、2023年11月現在では仕事のオファーが続いているのだとか。
さらに、中国での人気もあるそうですよ。
しかし、テレビ番組への出演はまだされていません。
ジャニーズ事務所の件で芸能界に大きな改革が起こっています。
今後、能年玲奈さんがテレビ番組への出演もあるかもしれませんね。
その時を楽しみに待ちましょう！
